ふたチン

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【現状整理】最近のアイドルの頂点って結局だれなのよ?googleトレンドで分析してみる

僕について

・アイドルを地方から応援している

・次に流行るアイドルとかそういう記事ばっかで、現状がいまいちわからん

・とりあえず3年前の3月から、現在2015年の3月のアイドルの名前を使って、振り返ってみよう

googleトレンドに触るの今日が初めてです

 

分析に用いた有名アイドルさんたち(検索ワード)

 ・でんぱ組.inc(でんぱ組)


でんぱ組.inc「でんでんぱっしょん」MV【楽しいことがなきゃバカみたいじゃん!?】 - YouTube

 秋元康つんく、スターダストといった強力な後ろ盾がいないグループとして、googleトレンドで同時比較できるグループを2015年現在からひとつ挙げるとすればこのグループ。

イジメられていた過去を暴露してみたり、ものすごく派手な色使いのPVを使ったり、メンバーの年齢層が他とはちょっと違ったりと、下に挙げるももクロとは別のベクトルで勢力を伸ばし続けてきたグループ。

仕掛け人が女性というのもこのグループだけじゃなかろうか。

なんでここにいるのって、僕が好きなだけなんですけど。

 

ももいろクローバーZももクロ


猛烈宇宙交響曲・第七楽章「無限の愛」/ももいろクローバーZ(MOURETSU UCHUU KOUKYOUKYOKU ...

2008年に結成し、紅白出場を胸に地道なファン獲得運動(僕はエキセントリックマーケティングと言っている)を続け、もはやその名前を知らない人はいないというくらい成長したアイドル。

早見あかり脱退前から目をつけていたファンで、ここまで成長できることに確信を持っている人がいたならすごい。

今のアイドルファンが知らない人はいないヒャダイン前山田健一)を有名にしたのも彼女らの貢献が間違いなく大きいだろう、なんか彼のこと、嫌いな人も多いけど僕は好きよ。

 

AKB48AKB48


【MV】恋するフォーチュンクッキー / AKB48[公式] - YouTube

日本で今、一番知名度の高いアイドル

これらのグループの中でCDを売るという点だけに関してはAKB48がダントツなのは間違いないだろう。

握手会という言葉を定着させ、CDを付録にしてしまうその形態には賛否両論あるのだろうが、現在この方式を一切採用していないで売れているアイドルというものを私は知らない。

そのくらい、周りに影響を与えたグループ。

 

乃木坂46(乃木坂)


乃木坂46 「制服のマネキン」 ver.NS - YouTube

正直にいえば、僕はこのグループをあまり知らない

他の人がここだけ書いてくれればその人にお願いしたいくらいなんだけど、そんなことやってくれる友達いない。かなしい。

でも、AKB48に失速感があるのも紛れもない事実という中で、AKB48の公式ライバルとして活動しているこのグループ、最近は2ちゃんのまとめなんかにも良く登場したり、勢いを感じる。

音楽の内容としてはフレンチポップスを意識しているとか。なんだか気になってきますね。

 

モーニング娘。モーニング娘


モーニング娘。 『ブレインストーミング』(Morning Musume。[Brainstorming]) (MV) - YouTube

 2000年移行、グループアイドル全盛期を作り上げ、言わずと知れたハロープロジェクトに君臨する女王、モーニング娘。

1997年結成から2015現在までの18年間、卒業と加入を繰り返し、いまなおアイドルグループとして活動を続ける超長寿グループ。

今思えば卒業という言葉を作り上げたのは彼女たちではないだろうか。

つんく氏の方針なのか、非常に歌やダンスがキレッキレなのが特徴。

クラシック的な歌の美しさではなく、思わずダンスしたくなるようなノリを生み出せるのは未だに彼女らくらい。

 

すべてのカテゴリで分析

 

やっぱAKB48が強い! 

ちょっと山の頂点を抽出してみる

2012年6月は27thシングル選抜総選挙の時

大島優子が1番になった日。この点を100とした時の折れ線グラフである。基準ピークと名付けよう。

2012年8月27日は前田敦子の卒業公演

2014年5月25日は握手会傷害事件。いつか起こると思われた痛ましい事件だった。

 

次点でももいろクローバーZ

ももクロちゃんも2013年紅白へ向けて、急激にその検索数を伸ばし、高い水準をキープしている

 

3番目に乃木坂46

2012年12月、制服のマネキンあたりを皮切りに、徐々に人気を伸ばし、スキャンダルを乗り越え、AKBの公式ライバルの名に恥じない奮闘ぶりを見せている。

 

4番はモーニング娘

2013年8月が一番大きなピークだが、これは6年ぶりのミュージックステーション出演によるものだろうか。

道重卒業付近でやはり盛り上がりを見せ、ももクロに近づいている。

 

最後にでんぱ組.inc

超地道に検索数を伸ばしている。頂点はカップヌードルツアー付近。5月に行われた武道館を経て、TV露出の多くなった8月にピークを持ってきている。

 

この表におけるまとめ

AKB48 はやはり段トツ人気だが、周期的なピークを除くと、ゆるやかな衰退がみられる

・それに呼応して上昇しているように見えるのは、乃木坂か

ももクロの人気は紅白移行ゆるやかに減退している?

 

音楽、オーディオカテゴリで分析

 

 グラフの最初の地点からの検索ボリュームの変化を表すグラフ

 開始点にあまりこだわりなく表を出してしまったが、やはり目につくのはでんぱ組.incの伸びであろう。ちょうど開始点前に現在の6人体制が完成しており、3~4倍の検索数となっている。

また、先ほどのグラフでも明らかだった乃木坂の伸びも大きい。

一方でAKB、ももクロの伸び率は低下している。ももクロに関してはそれでも2012年より1.5倍ほどの伸びがあるが、AKBに関しては完全にマイナスのプロットとなっている。

さらに、モーニング娘。は変化量が殆ど無いというのが長所でもあり短所でもあるのだろうか。

 

 

 

地域別に見ると

 

 ほとんどのグループが全国的にファンを持ち、同じようなグラフなのだが、このでんぱ組.incのグラフのみ西日本の認知度が極端に低い。

また、モーニング娘。AKB48以上に全国への認知が進んでおり、新たなファン層の開拓が非常に難しい状況だと考えられる。

 

考察

 アイドル戦国時代は終わったなんて言われており、アイドルというジャンルの中で細分化が進んでいる昨今ですが、今回はメジャーで最高を競い合うスペックをもつであろうトップグループについてgoogleトレンドというレンズを通して分析してみました。

 

結果を端的にまとめてみると

・現在圧倒的な力を持つのはAKB48かと思っていたが、AKBはすでにももクロに追いつかれている。

・そのももクロすら追い抜く力を持つグループが育っていた。乃木坂46である。

・AKB、乃木坂、ももクロ三つ巴の戦いにはイマイチ混ざれないのがモー娘。伸び率はかなり悪いが、一方で最も安定しているとも考えられる。

・最近伸びてると感じていたでんぱ組.incの伸び率はやっぱりすごかった。知名度が低いことから、さらなるファン拡大も期待されるが、絶対数では三つ巴戦争に参加するのはまだ難しそう。参加する気も特に無いのかもしれないが。

 

 

ps

結構疲れた。

割には当たり前の事が明らかになっただけ。

分かったことが一つあるとすれば、AKBの衰退と乃木坂の台頭ですな

実際にはSKEやスパガぱすぽなどもいるし、でんぱ組に関しては下からの突き上げなんかもあるだろうから、また3年後にはどうなっているのか全くわからん。

今度は5都市対抗ローカルアイドル頂点決定戦とか、もっと短期的なデータで次に売れそうなアイドルやバンドを予測するのも面白いかもしれない。

 最初に次売れるのとかどうでもいいとか書いたけど、

僕的には清竜人25がこれから伸びるんじゃないかなと思ってます


清 竜人25「A・B・Cじゃグッと来ない!!」 - YouTube

それでは、また